2008年3月29日に鍵盤通りの向島墨堤(むこうじまぼくてい)組合で、芸妓衆(げいぎしゅう)の舞や小唄が披露される向島「華のお座敷」が開催されました。
お座敷で芸妓衆が披露している芸に焦点を当て、日頃、料亭などで芸を見る機会のない方にも、向島花街の魅力をもっと気軽に体験してもらおうと、今回、初めて企画されました。
1日3回公演で料金も2,000円と手頃な価格。三味線や鼓(つつみ)、笛といった鳴り物が勢ぞろいし、まずは若手芸妓衆が花見の季節にぴったりの演奏を披露しました。続いて披露されたのが、踊り。「京の四季」や「夜桜」や「奴(やっこ)さん」など、人気の演目が続きます。
今回の催しで特に注目を集めたのが、幇間(ほうかん)櫻川七好(さくらがわしちこう)師匠のお座敷芸が見られること。幇間とは、別名、太鼓(たいこ)持ちと呼ばれる、いわゆる男芸者のことで、踊り、唄はもちろん話芸にもたけていて、お座敷で笑いを担当します。
敷居が高いと思われがちな花柳界(かりゅうかい)の門戸を広げ、料亭文化を知ってもらおうと行われた、この向島「華のお座敷」。お座敷芸の奥深さ、おもしろさに触れる貴重なひと時となりました。











